お知らせ(産科)

新生児仮死に対する処置

母体内で仮死状態に陥り新生児仮死状態で出生したが、出生後、呼吸状態が悪かったにもかかわらず、十分な蘇生処置が講じられないままに重症新生児仮死状態が継続した。出生後約40分が経過して初めて気管内挿管の処置を受け、転送先の病院で治療を受けたが、重症仮死は改善されることなく、低酸素性虚血性脳症を発症し、脳に不可逆的障害を負い、重度の脳性麻痺に陥った。分娩方法の選択及び新生児仮死に対する処置に誤りがあったかどうかが争われた。

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