お知らせ(研修)
手術見学研修を実施しています
医療問題弁護団では、15年以上にわたり、都内やその周辺の病院にご協力いただき、団員の手術見学研修を実施しています。
令和6年度は、6月に3名、7月に6名、11月に4名の団員が研修に参加しました。
“手術見学”といっても、手術室の外からガラス越しに手術の様子を覗くというものではなく、手術着に着替え、手術室に入室して、実際の手術を間近で見学するという本格的なものです。
また、令和6年度の見学では、早朝の術前カンファレンスを傍聴し、見学後に医療従事者との意見交換の機会も設けていただきました。
医療問題弁護団は、その目的に、医療事故被害者の救済や医療事故の再発防止のための活動を行うこと、これらの活動を通して医療における患者の権利を確立し、安全で良質な医療を実現することを掲げています。
そのためには、患者側弁護士として、自分の五感で直接医療現場を体感し、医療従事者の説明にも耳を傾けるなど、医療の実態をより詳しく知っていくことは必要かつ有意義なものであり、手術見学研修を重要な研修の一つと位置づけています。
このような研修の機会をご提供いただいた病院・医療従事者に感謝するとともに、医療問題弁護団の目的を実現すべく、今後も精力的に活動を続けていきたいと考えています。