総会特別企画として、医療事故被害者の声を聞き、医療事故調査制度について考える企画を開催しました

2024年6月29日(土)、テーマ「医療事故被害者遺族の声を聞き、医療事故調査制度を考える」をテーマに 総会特別企画を開催しました。

医療過誤原告の会の方々にご報告いただき、医療事故被害者の声を聞き、医療事故調査制度のあり方を考えました。

東京法律相談連絡協議会医療講演会で木下正一郎団員が講演しました

2024年6月27日(木) 東京法律相談連絡協議会医療講演会「わが国の精神医療システムを考える~入院の必要性について現場の医師から、身体拘束等の裁判例をふまえて弁護士から~」で、木下正一郎団員が「精神科医療について~身体拘束等の裁判例を中心~」という演題で講演を行いました。

6月9日(日)16:00~17:00 署名活動を市ケ谷駅改札前で行いました

公正な医療事故調査制度の確立を求めて チラシ配布・署名活動を次の日時・場所で行いました。
<第147弾>2024年6月9日(日)16:00~17:00
場所 JR総武線市ケ谷駅改札前

基礎研修調査編を開催しました

2024(令和6)年5月27日、野尻団員の講義DVDの上映による基礎研修(調査編)を開催しました。

⑴医療事件における調査の必要性、⑵調査の流れ、㋐医療記録の精査→㋑医学文献の収集・検討→㋒協力医からの意見聴取→㋓相手方への質問→㋔機序と過失についての総合的検討と結論、⑶医弁における相談配点後の流れについて、想定事例を使った実践的な講義が行われました。
講義後の質疑応答においても、カルテ開示と証拠保全間の選択、参考となる基本的医学的文献等について、活発な質問、回答がなされ、アンケート結果も有益な研修だったと、とても好評でした。

症例研究会を開催しました

 2024(令和6)年5月21日、医療問題弁護団主催「症例研究会」を開催しました(報告担当:渡邊隼人団員、石井廣子団員、浅見雄人団員、腎臓内科医)。

 今回は、福生病院事件を題材として、治療中止について意見交換をしました。治療中止や代諾が問題となった裁判例や、日本透析医学会が公表した提言などににも触れつつ、福生病院事件を通じて治療中止の際の患者への説明、患者の判断能力、代諾者の問題などについて、医療従事者と法曹関係者で議論し、相互理解を深めました。

「症例研究会」は、医療問題弁護団の弁護士と、医療従事者(医師、薬剤師、看護師)、医療事故被害者、法律学者など、医療と医療事故に関係する多様な職種の方々にご参加いただき、毎回設定した題材に沿った裁判例報告や医学講演などを踏まえて自由闊達な議論を交わすことにより、相互理解・相互交流ひいては医療安全の向上を目的として開催しています。
 今後も定期的に開催し研鑽を積んでいきたいと思います。

4月28日(日)16:00~17:00 署名活動を新橋駅西口SL広場で行いました

公正な医療事故調査制度の確立を求めて チラシ配布・署名活動を次の日時・場所で行いました。
<第146弾>2024年4月28日(日)16:00~17:00
場所 JR山手線新橋駅西口SL広場

医療問題弁護団 新人ガイダンスを開催しました

2024(令和6)年4月4日、笹川麻利恵団員を講師として新人ガイダンスを実施しました。
笹川団員が担当した事件について、依頼者と一緒に、事件解決の苦労や喜び等をお話し頂いた後、 担当者から医療問題弁護団の各活動を説明しました。

多数の新人、団員の参加があり、患者側代理人のやりがいを感じたなど、大変好評でした。

鈴木利廣弁護士著「損害賠償訴訟と弁護士の使命~医療関係訴訟を素材に」のご紹介

当弁護団の顧問であり、当弁護団の提言などに携わってきた鈴木利廣弁護士が「損害賠償訴訟と弁護士の使命~医療関係訴訟を素材に」( 日本評論社 )を出版しました。

医療事故訴訟、薬害エイズ訴訟、薬害肝炎訴訟、ハンセン病訴訟など、これまで
の弁護士としての経験や、明治大学法科大学院での「医事・生命倫
理と法」の講義をもとに、弁護士の使命、損害賠償論、人権運動論をまとめた集大 成となっております。是非お読み下さい。

日本評論社の購入用ページ

https://www.nippyo.co.jp/shop/book/9167.html

また、当弁護団と明治大学医事法センターとの共催にて、同書の出版を記念して、2024年3月16日、出版記念講演会を開催しました。

3月24日(日)16:00~17:00 署名活動を原宿駅東口で行いました

公正な医療事故調査制度の確立を求めて チラシ配布・署名活動を次の日時・場所で行いました。
<第145弾>2024年3月24日(日)16:00~17:00
場所 JR山手線原宿駅 東口

「医療事故」実務入門-患者側弁護士の視点から-を出版しました

医療問題弁護団が編者となって、医療事故案件に関し、特に患者側弁護士の立場から、どのような活動をすべきか、またどのようなところに留意すべきかといった点について、医療問題弁護団所属の実務経験豊富な弁護士らが、「『医療事故』実務入門-患者側弁護士の視点から-」を執筆し、出版しました。

患者側弁護士として、様々な案件を担当して得た豊富な経験や知識、知見に基づき、医療における患者の権利を確立し、安全で良質な医療の実現を目的としながら、特に若手弁護士を対象として、患者側弁護士としてどのように考え、どのように対応すべきかという視点で執筆しています。
患者側弁護士として事件を受任するすべての弁護士にお読みいただきたい一冊です。