Q2.法律相談準備-弁護士に相談するにあたって相談からの流れ

夫が頭痛でしばらく通院していたところ、くも膜下出血で亡くなってしまい、弁護士に相談することにしました。
弁護士に相談するのは初めてなのですが、どのような準備をしておけばよいでしょうか。

1.相談のための準備

医療事件の相談にあたっては、弁護士に事実経過をなるべく正確に、整理して伝えることが重要となります。

いつどのような症状で、医療機関をいつ受診し、どのような診断や治療、説明を受け、患者の状態がどのように変化したのかにつき、分かる範囲で整理して弁護士に伝えることが必要となります。

このような事実経過を、口頭で説明して弁護士に十分に理解させることは難しいことです。ですので、事前にメモを作成し、時系列にしたがってまとめておくことが必須です。医療問題弁護団では、法律相談を申し込まれた方には、法律相談の前に、相談票(当HPでダウンロード可能です。)に診療経過などを記載して頂き、担当の弁護士に送ってもらうようにしています。

担当弁護士は事前にその相談票に目を通した上で法律相談を行います。

また、カルテや診断書などの関係資料をお持ちの方は、なるべくそのような関係資料を法律相談の際に持参して頂くことをお勧めします。カルテなどが大量にある場合、法律相談の中ですべて精査することはできませんので、相談ではポイントの確認だけをすることになります。

2.法律相談における弁護士の回答

医療問題弁護団の弁護士は、各自研修等を受け医療事件について法律上・医学上の研鑽を積んでいます。

しかし、医療事件は、医療という高度に専門的な分野を扱うものであり、また、検討すべき医療行為は多様なため、法律相談で個々の相談事例について医師・医療機関の過失の有無、責任追及ができるかについての見込みについて回答することには限界があります。

法律相談における弁護士の回答は、相談票に記載されている事実経過等に基づき、弁護士による調査を行うことが相当かどうかについての判断が中心となります。

3.法律相談後の調査

多くの場合は、法律相談後、調査を受任して、医学文献・カルテの調査検討、協力医からの意見聴取などを行った上で、医師・医療機関の責任につき弁護士として最終的なご回答(調査結果の報告)をします。

相談からの流れ